穏やかな眠りと、胃腸をやさしく包む「植物のお医者さん」
学名:Matricaria chamomilla
味と香り:甘くリンゴに似た優しい香りが特徴です。味はほんのりと甘みがあり、非常に飲みやすく心安らぐ風味です。
【植物学的解説】
似た名前に「ローマン・カモミール」がありますが、ジャーマン種は一年草で、花の中心部(花床)が空洞になっているのが特徴です。キク科らしい白い花弁が、受粉が近づくと反り返る独特の姿をしています。
【主要成分】
アズレン(カマズレン):強力な抗炎症作用、粘膜の修復。
アピゲニン:鎮静作用、リラックス、平滑筋(胃腸など)の緊張緩和。
フラボノイド:抗酸化作用。
【おすすめの活用法】
ハーブティー: 食後や寝る前のリラックスタイムに。ミルクで煮出す「カモミール・ミルクティー」も人気です。
ハーブバス(手浴・足浴): 肌の炎症を鎮め、保湿を助けます。
浸出油(インフューズドオイル): 乾燥肌や荒れた肌のためのバーム作りにおすすめです。
【収穫・保存】
花が開いた直後が最も香りが良いため、晴れた日の午前中に収穫します。中心の黄色い部分が盛り上がり、花弁が少し下がり始めた頃がサインです。乾燥機は使わず、低温でゆっくりと自然乾燥させると、香りが飛びにくくなります。
【使用上の注意】
キク科アレルギーの方は注意してください。また、子宮を収縮させる可能性があるため、妊娠中の方は多量摂取を避けるのが一般的です。

