仙人の食した「不老長寿」の源。血液を清め、生命力を呼び覚ます和の守護ハーブ。
学名:Pinus densiflora (赤松) / Pinus thunbergii (黒松)
味と香り:爽やかな森の香りと、わずかに感じる松脂(まつやに)の清涼感。お茶にすると苦味はなく、すっきりとした後味で、ほのかな甘みを感じます。
【植物学的解説】
日本を代表する針葉樹です。メディカルハーブ(松葉茶)として一般的に使われるのは、葉が柔らかく風味が穏やかな「赤松」ですが、「黒松」も同様に利用可能です。冬でも緑を絶やさないその生命力から、古くから薬用・食用として重宝されてきました。
【主要成分】
クロロフィル(葉緑素):血液の浄化、造血サポート、体内の老廃物の排出。
テルペン(α-ピネンなど):リラックス効果、抗菌・抗ウイルス作用。
ケルセチン:血管を丈夫にし、血流を改善する。
ビタミンA、C、K:粘膜の保護や免疫力の維持。
【おすすめの活用法】
松葉茶: 新鮮な松葉を洗って煮出す、または乾燥させてから。日々の健康維持やデトックスのベースに。
松葉サイダー: 生の松葉と砂糖水を瓶に入れ、日光に当てて天然発酵させる発泡飲料。乳酸菌が豊富です。
松葉枕: 乾燥させた松葉を枕元に。テルペン成分による森林浴効果で、深い眠りを誘います。
松葉オイル: 太白ごま油などに松葉を漬け込み、筋肉痛や冷え性のマッサージに。
【収穫・保存】
排気ガスなどの影響がない、空気のきれいな場所のものを選びます。新芽が出る春先が最も勢いがありますが、常緑樹なので年中収穫可能です。保存は、洗って水気を切り、風通しの良い場所で乾燥させてから密閉容器に入れます。

