月夜に咲く「女性の守り神」。乱れたリズムを整え、内側から潤う肌へと導く。
学名:Oenothera biennis
味と香り:お茶として使う葉や花は、クセがなく非常に穏やかな風味です。オイル(種子油)はわずかにナッツのような香ばしさがありますが、サプリメント等で取り入れるのが一般的です。
【植物学的解説】
夕暮れ時に黄色い花を咲かせ、朝には萎んでしまう神秘的な植物です。北米先住民の間では「魔法の杖」として大切にされ、現代ではその種子から採れる希少なオイルが、健康と美容の両面で世界的に高く評価されています。
【主要成分】
γ(ガンマ)-リノレン酸(GLA): 母乳や一部の植物にしか含まれない非常に希少な必須脂肪酸。ホルモンバランスの乱れを調整し、炎症を抑える「整え役」として機能します。
リノール酸:皮膚のバリア機能を高め、乾燥から守る。
ポリフェノール(葉・花):体内のサビにアプローチする抗酸化作用。
【おすすめの活用法】
女性の周期的なお悩みに: 毎月のズキズキやイライラ、更年期の不安定な時期など、女性特有のバイオリズムが乱れている時の「土台づくり」に。
攻めのスキンケア(オイル外用): GLAは肌のバリア機能を修復する力が強いため、ひどい乾燥や、年齢とともに感じるハリ不足、敏感に傾いた肌のケアに非常に優秀です。
インナービューティー: オイルを直接、またはサプリメントで摂取することで、代謝をスムーズにし、質の良い皮脂の分泌をサポートします。
【収穫・保存】
薬効の要である種子は、花が終わった後の鞘が乾燥した頃に収穫します。家庭でのオイル抽出は難しいため、ハーブとしては花や葉を乾燥させてお茶にし、オイルは鮮度の高い市販品を活用するのが現実的です。

