「山の喜び」がもたらす生命力。心身を内側から守り抜く天然の防衛ハーブ。
学名:Origanum vulgare
味と香り:スパイシーで少しほろ苦く、突き抜けるような清涼感のある力強い香りです。乾燥させるとさらに香りが濃縮され、独特のコクが生まれます。
【植物学的解説】
ギリシャ語の「Oros(山)」と「Ganos(喜び)」が語源で、山々を彩る美しい姿から名付けられました。初夏に淡い紫色の小さな花を咲かせます。マジョラムの近縁種ですが、オレガノの方が香りが強く、野生的な性質を持っています。
【主要成分】
チモール、カルバクロール:強力な殺菌・防腐作用。細菌やウイルスの繁殖を抑える。
ロスマリン酸:抗酸化・抗炎症作用。アレルギー症状の緩和。
タンニン:収れん作用、消化器系の粘膜を整える。
【おすすめの活用法】
感染症予防のティー: 喉が痛い時や風邪の引き始めに。タイムやセージとブレンドすると、より強力な「喉ケア茶」になります。
キッチンハーブ: トマト料理、チーズ、肉料理の臭み消しに。消化を助ける働きもあるため、脂っこい食事のお供に最適です。
オイル・インフューズド: オリーブオイルに漬け込んで「オレガノオイル」に。パンにつけるだけでなく、うがいに使って口腔ケアにも活用できます。
【収穫・保存】
花が咲き始める直前の葉が、最も香りと有効成分が凝縮されています。乾燥しても香りが飛ばず、むしろ深みが増す珍しいハーブなので、ドライ保存に非常に向いています。
【使用上の注意】
刺激が強いため、妊娠中の方や授乳中の方は多量摂取を避けてください。また、シソ科アレルギーの方は注意が必要です。

