曇った心と瞳をクリアに。女性のバイオリズムに寄り添う「多幸感のハーブ」。
学名:Salvia sclarea
味と香り:マスカットを思わせるフルーティーな甘さと、スパイスのような温かみ、そして少し陶酔感のある独特の香りが特徴です。味は少しほろ苦く、深いコクがあります。
【植物学的解説】
1メートル以上に成長することもある大型のセージで、紫や白の美しい大きな苞(ほう)が特徴的です。名前の「クラリ」はラテン語で「明るい・清潔な」を意味する「Clarus」に由来し、中世にはその種子の粘液を目の洗浄(クリアにするため)に利用したことから「Clear Eye」とも呼ばれていました。
【主要成分】
酢酸リナリル:非常に高い鎮静作用。心を深く落ち着かせる。
スクラレオール:エストロゲン(女性ホルモン)に似た働きをし、更年期や生理前後のトラブルを和らげる。
リナロール:抗不安、血圧降下サポート。
【おすすめの活用法】
芳香浴・アロマバス: 強い緊張や不安があるときに。深いリラックスをもたらし、幸福感を与えてくれます。
ハーブティー: 生理前の不調(PMS)や、更年期特有の火照り、気分の落ち込みがあるときに。
トリートメント: 浸出油にして、お腹周りや腰をマッサージ。生理痛の緩和を助けます。
【収穫・保存】
花の咲き始めから満開にかけてが、最も香りの成分である精油を多く含みます。乾燥させると香りがより深まりますが、湿気に弱いため、風通しの良い日陰で短時間で仕上げ、密閉容器で保存するのがコツです。
【使用上の注意】
集中力を低下させるほどの高いリラックス作用があるため、運転前などの使用は控えてください。また、子宮収縮を促す可能性があるため、妊娠中(特に初期・中期)の方は使用を避けてください。飲酒後の使用も、悪酔いしやすくなるため避けるのが一般的です。

