十の病を癒やす「和ハーブの王様」。内側からも外側からも強力デトックス。
学名:Houttuynia cordata
味と香り:生の葉は非常に独特で強い「ドクダミ臭」がありますが、乾燥させてお茶にすると香ばしく、ほうじ茶に近いまろやかな味わいになります。
【植物学的解説】
日本各地の半日陰に自生する、非常に生命力の強い植物です。白い花びらに見えるのは「総苞(そうほう)」と呼ばれる葉の一部で、中心の黄色い穂が花の集合体です。名前の由来は「毒を矯める(どくをためる=毒を抑える)」からきていると言われ、平安時代にはすでに薬草として活用されていました。
【主要成分】
クエルシトリン:利尿作用、毛細血管の強化。むくみの解消。
デカノイルアセトアルデヒド:生葉に含まれる成分で、強力な殺菌・抗菌作用。
カリウム:体内の余分な塩分を排出する。
クロロフィル:整腸作用、造血サポート。
【おすすめの活用法】
ドクダミ茶: 日常的なデトックスに。血行を促進し、体内の老廃物を排出することで、肌荒れや便秘の改善を助けます。
ドクダミチンキ: 生の葉をホワイトリカー等に漬け込んだもの。虫刺され、あせも、ニキビのケアに万能なスキンケア剤になります。
ドクダミ風呂: 乾燥させた葉をお風呂に入れると、体が芯から温まり、湿疹などの皮膚トラブルを和らげます。
【収穫・保存】
花が咲いている時期(5月〜7月頃)が最も成分が充実しています。根元から刈り取り、水洗いして数本ずつ束ね、風通しの良い日陰に吊るしてカリカリになるまで乾燥させてください。
【使用上の注意】
緩下作用(お通じを良くする作用)があるため、お腹が緩くなりやすい方は量に注意してください。また、カリウムを多く含むため、腎機能に不安がある方は医師にご相談ください。
