島の知恵が育んだ美の守護神。ポリフェノールの恵みで内側から輝く。
学名:Alpinia zerumbet
味と香り:ショウガ科らしいスパイシーさと、ユーカリに似た清涼感のある独創的な香り。お茶にすると爽やかで、ほんのりと甘みを感じる上品な味わいです。
【植物学的解説】
九州南部から沖縄、台湾にかけて自生する植物です。初夏に貝殻のような白い花を咲かせ、秋には赤い実をつけます。沖縄では「サンニン」と呼ばれ、旧暦の12月8日には月桃の葉で餅を包む「ムーチー(鬼餅)」という伝統行事があるほど、生活に密着したハーブです。
【主要成分】
ポリフェノール:赤ワインの約34倍とも言われる高い抗酸化作用。エイジングケアに。
精油成分(シネオール等):抗菌、防虫、リラックス効果。
ミネラル(カルシウム、マグネシウム、鉄分):健康維持をサポート。
【おすすめの活用法】
月桃茶: 体のサビ(酸化)が気になる時や、胃腸を整えたい時に。ノンカフェインなので夜でも安心です。
スキンケア: 蒸留水(月桃水)は、高い保湿力と抗菌力を持ち、肌荒れやニキビのケア、日焼け後の鎮静に重宝します。
防虫・消臭: 乾燥させた葉をタンスに入れると、衣類の防虫剤として活躍します。また、キッチンの消臭スプレーとしても。
ムーチー風料理: お肉やお魚を包んで蒸すと、月桃の香りが移り、防腐効果も期待できます。
【収穫・保存】
葉は1年中収穫可能です。洗って細かく切り、風通しの良い日陰で乾燥させます。湿気に弱いため、乾燥後は密閉容器に入れて保存してください。
【使用上の注意】
特になし。ただし、香りが強いため、妊娠中の方や強い香りに敏感な方は様子を見ながら使用してください。

