「長寿のハーブ」がもたらす、心穏やかな日常とクリアな思考。
学名:Melissa officinalis
味と香り:爽やかなレモンの香りに、ミントのようなわずかな清涼感が加わった、非常に優しく上品な風味です。お茶にするとクセがなく、誰にでも好まれる味わいです。
【植物学的解説】
属名の「メリッサ」はギリシャ語で「ミツバチ」を意味し、蜂がこの花の蜜を非常に好むことに由来します。見た目はミントに似ていますが、葉をこするとフレッシュなシトラスの香りが立ち上がります。非常に強健で、一度植えると地下茎とこぼれ種でどんどん増えるほど生命力が強いハーブです。
【主要成分】
シトラール、シトロネラール:レモンの香りの主成分。抗ウイルス作用、リラックス効果。
ロスマリン酸:抗酸化、抗アレルギー、脳の活性化(記憶力の維持)。
フラボノイド:抗炎症、消化促進。
【おすすめの活用法】
フレッシュハーブティー: 乾燥させると香りが飛びやすいため、生の葉をたっぷり使ったティーが最も贅沢で美味しい飲み方です。
心のケア: 不安や緊張で眠れない夜や、パニックを鎮めたい時の強い味方になります。
記憶力サポート: 勉強中や、年齢による物忘れが気になる時の日常使いに。
料理の香り付け: 刻んでサラダに混ぜたり、魚料理のソースに加えたりすると、爽やかな風味が引き立ちます。
【収穫・保存】
香りが最も強いのは開花直前です。収穫後は非常に黒ずみやすく、乾燥させると香りが弱まる傾向があります。ドライにする場合は、低温で手早く乾燥させてください。香りを保つには、フレッシュな葉をそのまま冷凍するか、シロップ(メリッサシロップ)にするのも手です。
【使用上の注意】
甲状腺機能低下症などで薬を服用されている方は、多量摂取を控えるか医師に相談してください。

