深い呼吸と安らぎを。喉と肺を優しく守る「ビロードの盾」。
マーレインの別名は「キャンドルウィック・プラント(ロウソクの芯の植物)」です。
背高く伸びた花茎を乾燥させ、獣脂(ラード)やワックスに浸すと、それだけで立派な松明(トーチ)になります。
古代ヨーロッパでは、この松明の明かりが悪霊を追い払うと信じられ、
魔導士や魔女が儀式で使ったという伝説から「魔女のキャンドル」とも呼ばれました。
古代ギリシャの医師ディオスコリデスが記した『薬物誌』の時代から、
マーレインは「通りを良くするハーブ」として記載されています。
欧州医薬品庁(EMA)のハーブ医薬品委員会(HMPC)においても、
喉の不快感を和らげる伝統的医薬品としてその使用が認められています。
学名:Verbascum thapsus
味と香り:わずかな甘みと、少し土を思わせる落ち着いた香り。お茶にするとクセが少なく、非常にマイルドで飲みやすい風味です。
最大で2メートルほどに成長し、初夏から夏にかけて黄色い花を穂状に咲かせます。最大の特徴は、葉が厚く柔らかい産毛で覆われ、まるでビロード(ベルベット)のような手触りであることです。かつては乾燥した花穂に油脂を塗り、ろうそくや松明として利用していた歴史もあります。
粘液質
乾燥が気になる喉を優しく包み込み、潤いのバリアを張ってくれる成分。イガイガするような外からの刺激を和らげ、なめらかな心地よさを保ちます。
サポニン
内側の流れをスムーズに整え、クリアな息づかいをサポートする成分。季節の変わり目のムズムズや、滞りを感じる時のスッキリとした感覚を後押しします。
フラボノイド
内側の健やかな状態を保ち、外からの刺激に揺るがない強さを支える成分。イキイキとした毎日を過ごしたい方の、コンディションづくりに役立ちます。
イリドイド
張り詰めた気分を穏やかに解きほぐす、安らぎの成分。ズキズキとした違和感やソワソワする気持ちを落ち着かせ、ゆったりとしたおだやかな時間をもたらします。
ハーブティー
喉のイガイガが気になる時や、乾燥してムズムズするような時に。内側から優しく潤し、スーッと通りが良くなるような、おだやかなひとときをサポートしてくれます。
マーレイン・オイル
花をオイルに漬け込んだものは、炎症を起こした場所の違和感に寄り添う伝統的な知恵として親しまれてきました。心地よい温もりとともに、ゆらぎがちなコンディションをやさしく包み込みます。
ハーブスチーム
喉や鼻の乾燥が気になる時、ボウルに入れた熱いハーブティーの湯気を吸い込んで。潤いのベールが直接届き、乾いた感覚を心地よく解きほぐしてリフレッシュさせてくれます。
薬用には主に葉と花を使います。花は開花したものを毎日こまめに摘み取り、葉は1年目のロゼット状の時か、2年目の開花前に収穫します。細かい産毛が多いため、乾燥させる際は風通しに注意し、完全に乾いたら密閉容器で保存します。
微細な繊毛: 葉の表面に細かい産毛(繊毛)があり、これが喉を刺激することがあります。ティーにする際は、必ず目の細かい茶こしやペーパーフィルターで濾す必要があります。
種子の毒性: マーレインの種子には軽微な毒性(サポニン等)があるため、通常は葉や花のみを使用します。
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