全てを癒やす「森の救急箱」。粘膜と肌を保護し、内側の熱を鎮める万能ハーブ。
学名:Prunella vulgaris
味と香り:わずかに苦味と渋みがありますが、香りは控えめで非常に穏やかです。お茶にするとスッキリとした草の風味で、他のハーブとも合わせやすい味わいです。
【植物学的解説】
世界中に自生しており、紫色の小さな花が穂状に集まって咲きます。和名の「夏枯草(カゴソウ)」は、夏が終わる頃に花穂だけが黒褐色に枯れたように見えることから名付けられました。この「枯れた穂」の部分に最も薬効が凝縮されていると言われています。
【主要成分】
ウルソール酸、オレアノール酸:抗炎症作用、組織の修復。
ロスマリン酸:抗酸化作用、抗アレルギー。
タンニン:収れん作用(引き締め)、止血サポート。
【おすすめの活用法】
ハーブティー: 口内炎や喉の腫れ、胃腸の炎症が気になる時に。内側の熱を逃がしてくれるため、夏バテ対策にも適しています。
うがい液: 濃く淹れたお茶でうがいをすると、喉の粘膜を保護してくれます。
湿布・スキンケア: 切り傷、擦り傷、湿疹などのトラブルに。肌の修復を助けるため、手作り軟膏(バーム)の材料としても優秀です。
【収穫・保存】
花穂が茶色く色づき始めた頃(夏至を過ぎたあたり)に収穫するのがベストです。水洗いして風通しの良い場所でしっかり乾燥させてください。
【使用上の注意】
特になし。非常に穏やかなハーブですが、キク科やシソ科にアレルギーがある方は少量から試してください。

